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「ホッ」と遊びに行こう③

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2024年2月18日

神奈川県立花と緑のふれあいセンター花菜ガーデンにて

本日は平塚市在住のYa様とご家族一名様でお出かけをしてきました。

参加されたYa様は、左片麻痺で車椅子が必要です。リクライニング車椅子を利用しました。

🌸花菜ガーデン🌸

解像度が低いので、詳細を見たい方はトップページ – 神奈川県立花と緑のふれあいセンター 花菜ガーデン (kana-garden.com)へどうぞ。

駐車場

当日は少し肌寒い曇り。身障者用駐車場が5台あり、屋根もあります。1台ずつのスペースが大きめにとってあります。車椅子やストレッチャーを車から降ろす際に車両後方からスロープやリフトを下す必要があるので、スペースが大きいのは助かります。気温は9℃。前日から寒いことはわかっていたので、しっかり防寒しました。

入場口まで

入場口に向かって広い通路があります。車椅子も押しやすかったです。シーズンオフなので、園内は混雑していません。

障がい者手帳をもった本人と車椅子の介助者1名が無料となります。

展示会

四季ギャラリーで「源氏物語の花たち展」が開催されていました。藤や桜などをあしらった記念撮影ブースも設置されていました。

通路

花菜ガーデンの中央部センターフィールドに向かっていく通路に、菜の花があり、ミツバチたちがせっせと働いている姿も見られました。

通路には、イチゴの季節をイメージした荷車がおいてあります。イチゴは最盛期です。

フラワーゾーン

センターフィールドです。開けた広場に軽く北風が吹いていました。肌に風を感じます。Yaさんは「この香りがいいんだ!外の空気だ」と笑顔でした。ここから右回りにぐるっと園内を一周します。

春告げの小道をとおり、槿花の小径(きんかのしょうけい:槿花とはむくげのことだそうです)を通ると屋根のある休憩所が見えてきます。ここは左手すりの多目的トイレや自動販売機があります。

枝百景の丘では、新一年生で撮影にきている様子の子ども達の姿もありました。菜の花と梅のコントラストがとても綺麗です。

そのまま進むとチャペックの家と庭があります。

ここは園の奥のほうにあり、室内は冷暖房完備で室内で飲食することも可能です。休憩するのに丁度良い場所です。ただ、自動販売機は設置されていないので、持参する必要があります。車椅子でもぎりぎり室内を回ることができます。

ここの多目的トイレが右手すりになります。

チャペックについて:カレル・チャペックは、新聞記者であり、前世紀前半のチェコを代表する作家。’’ロボット”の言葉を作った人としても有名。園芸をこよなく愛した作家であり、彼が書いたエッセイ『園芸家12カ月』は園芸家のバイブルといっても良いほど世界中で愛読され、園芸家の代名詞にもなっているとのことです

アグリゾーン

チャペックの家をでて進むと、触れん土ファーム(季節によってガラリと姿を変える大きな畑です。
春はチューリップ、夏から秋は、野菜の収穫体験ができるそうです)が見えてきます。

見晴らしデッキ

 

ぐるりとまわったので、今度は丘の上の見晴らしデッキを目指します。見晴らしの脇にある河津桜が満開です。パンジーも綺麗に植えてあります。見晴らしデッキへの傾斜を車いすで押すのは少し力がいりました。

自動販売機

通路にある自動販売機の前で、Yaさんがちょっと見たいといって止まりました。缶コーヒーが140円だしコーラが180円もする!といって驚いていました。調べてみると2022年10月に自動販売機のコーラが180円になってみんな驚いたという記事がありました。自動販売機は私たちの外出での生活になくてはならないものです。でも、外出を自由にできないということは、情報が自由にえられないことなんだと、Yaさんの言葉を聞いて思いました。

 

🥬あさつゆ広場🥬

次に向かったのは花菜ガーデンの隣にあるあさつゆ広場です。

あさつゆ広場の駐車場もありますが、日曜日で大変駐車場付近が渋滞しており、車両の移動時間や車椅子のスロープの操作時間等を考え、車椅子で横断歩道を渡ってむかいます。移動距離は20mほど。ゆっくり歩いても1分かからずつきますが、車椅子を押しながら、歩道のちょっとした段差などで転倒しないようにゆっくり進むため移動時間は5分程度。

 

着きました。ここはJAの直売所で、平塚市内でとれた朝どれ野菜や、平塚港でとれた海産物、様々な加工品が売られています。Yaさんのご家族は、イチゴを買いたいといっていました。

店内は大変混雑しています。車椅子はぎりぎり通れる程度。ご家族が買いたいものを買えるように、店内をしばらく別行動で回ります。このあさつゆ広場の店内は写真でもわかる通り、車椅子でも見やすい棚に商品が置いてあります。また、店内の説明や商品説明も文字は大きめに、また写真を使って誰でもわかりやすいように配置してあります。

平塚市内で作られている荒井だるまも売っています。Yaさんがだるまの色にもいろいろ意味があるんだよ。とのことで、私のスマートフォンでだるまの色を調べて会話が弾みました。

七夕ふりかけが置いてあったので、Yaさんとご家族で見ていました。

往復の時間は約50分。花菜ガーデンとあさつゆ広場で2時間ほどお出かけを楽しまれました。

おでかけすることの意味

通院以外の外出をされていないというYaさん。花菜ガーデンの広場で外の風を、香りを、楽しんでいただけました。通院は必ず必要です。しかし、外の風を受けて目を輝かせていたYaさんの顔をみて、通院以外の外出も必ず必要なものだと感じました。

ご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

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